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INCHEM TOKYO 2025 出展レポート

~中西金属工業 輸送機事業部、新型無人フォークリフト「ROBO Fork20」を初披露~

はじめに

このたびは、2025年9月17日(水)から19日(金)に東京ビッグサイトで開催された 「INCHEM TOKYO 2025」 におきまして、弊社ブースへ多数の皆さまにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。お忙しい中ご来場くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。会場では多くの貴重なご意見やご感想をいただき、今後の製品開発・サービス改善に向けて大きな励みとなりました。

INCHEM TOKYO 2025 開催概要と成果

2025年9月17日(水)から19日(金)の3日間、東京ビッグサイトで「INCHEM TOKYO 2025」が開催されました。本展示会は化学・プロセス産業、環境・エネルギー産業に関わる技術・製品が集結する国内最大級の専門展示会であり、「持続可能なものづくりと環境対応」をテーマに幅広い分野から注目を集めました。
会期中の来場者数は 合計12,078名(前年は11,402名)と前年を上回り、盛況のうちに閉幕しました。日別では、9月17日(水)が3,322名、18日(木)が4,073名、最終日の19日(金)が4,683名と、日を追うごとに来場者が増加し、特に最終日は多くの関心を集める結果となりました。
今年の展示会では、自動化や省人化、環境対応ソリューションに高い注目が寄せられ、各ブースでの実機展示やデモンストレーションには多くの来場者が詰めかける姿が見られました。

中西金属工業(NKC)としての出展

弊社、中西金属工業(NKC)は輸送機事業部として本展示会に出展しました。弊社は長年にわたり自動車製造ラインをはじめ、幅広い製造業向けに高信頼性の搬送システムを提供してきましたが、今回は新たな挑戦として「屋外搬送」をテーマにした新製品をお披露目しました。
ブースでは、構内外の搬送効率化と安全性を両立させるソリューションを提案し、特に新型無人フォークリフト 「ROBO Fork20」 が大きな注目を集めました。

新製品「ROBO Fork20」の初披露

・250mm大型タイヤ搭載:15mmの段差や5%の傾斜を走破し、屋外搬送に対応。
・360°レーザーセンサー:人や障害物を検知し、安全性を確保。混在環境でも安心。
・メンテナンス性の高さ:背面ホイストによりバッテリー交換や自己復旧が容易。
・導入シーン:建屋間搬送、資材置場から工場への搬送、荷役バースでの搬送など。
展示ブースでは実機展示を通じて多くの来場者がその性能や構造を直接確認され、具体的な運用イメージを膨らませていました。

来場者の反応と今後の展望

展示会期間中、中西金属工業ブースには化学、物流、素材加工など多様な業種の来場者が訪れました。屋外での無人フォークリフトという新提案は高い関心を集め、来場者からは以下のような声が寄せられました。

「資材置場から工場までの搬送自動化に直結する」
「夜間や休日の安全な無人稼働に期待できる」
「段差や勾配を克服できるのは現場の課題解決につながる」

今回の出展は、ROBO Fork20 の市場投入に向けた大きな第一歩となりました。今後は実証導入やフィールドテストを重ね、実運用での効果をさらに検証していく予定です。

まとめ

「INCHEM TOKYO 2025」は、前年を上回る 12,078名の来場者 を集め、業界の最新動向を示す展示会となりました。その中で NKC は、創業100周年を迎える節目に、屋外無人搬送という新しい市場へ挑戦する製品「ROBO Fork20」を発表。多くの来場者から高い評価と期待をいただきました。
NKC 輸送機事業部は、今後もお客様の現場課題に寄り添い、最適な搬送ソリューションを提供し続けることで、ものづくりを支えてまいります。


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